年少で始まった保育園の登園渋り

現在息子は6歳で、今のところは嫌がらずに登園できていますが、

昨年の年中までは登園渋り、登園拒否の日々でした。

思い返せば、息子は年少のころから、保育園への登園渋りが始まりました。

 

登園準備に時間がかかる理由は…

はじめは朝ごはんをのろのろ食べて、なかなか着替えないという感じ。

「ママとどっちが早く着替えられるかな~?」と競争したりして何とか着替え。

着替えが終わるとリュックを背負って家を出ることはできる。

道中は寄り道ばかりしてなかなか進まない。

保育園と反対方向に行きたがったり。

はいた靴が気に入らないと家に戻ったり。

あのおもちゃを持っていきたかった、と家に戻ったり。

ようやく保育園に到着しても、今度はなかなか靴を脱がない。

靴を脱いでようやく先生に引き渡し…と思ったら大号泣…。

 

がんばって気持ちを切り替えようとしている

当初は「どうしてこんなに支度に時間がかかるんだろう」と

イライラしたり悩んだりしました。

お仕度がスムーズにできるように、お仕度ボードを作ってみたりして。

でもだんだんと、息子の場合、お仕度に時間がかかるのは

「保育園に行きたくない」という気持ちからなのだ、ということがわかってきました。

というのも、お休みの日は着替えるのも家を出るのも道を歩くのも早かったから。

時間をかけることで、息子なりに何とか気持ちを切り替えようと

頑張っていたのだと思います。

今ふりかえってみると、このときの登園渋りの要因は

ひとり親になったということもあったので

「ママと離れたくない」という母子分離不安だったのかなと思います。

 

「もうお兄さんだから切り替えようね」と先生に諭される息子をみて

私は保育園の教室に入るまでの息子の頑張りを見ているので

息子なりに頑張ってここまで来ているのだけどなあ…と切なかったです。

一方で、忙しい時間帯に先生にお手間をかけていることも申し訳なくて

先生にも息子にも申し訳ないし、仕事には大遅刻だし

私はいったい何をしているんだろう…と悩みました。

 

そのときは私も仕事が忙しく、あまり考える余裕がなく

ただただ毎日を必死にこなしているという感じでした。

それにまだこのときの登園しぶりはそこまでひどくなかったのです。

年中にあがってからのほうがもっと大変でした。

長くなりましたので、次に続きます。